一戸建てとマンションのメンテナンス箇所の違い!相場は?




不動産を所有する上で考えなければならないのがメンテナンスです。
メンテナンスとは、建物の経年劣化に対して
住み心地を保つために行う様々な処置のことを指します。
構造や築年数などの違いにより、
建物の劣化具合は異なりますが劣化自体は避けられません。



また、所有している不動産が「一戸建て」か「マンション」かによっても
メンテナンスの費用やタイミングが異なります。
長期間不動産を所有すると、メンテナンス費用も
その分増える可能性が高まります。
不動産の購入検討者にとってメンテナンスは
資金計画の一環として必ず知っておかなければなりません。



本記事では、「一戸建て」と「マンション」の
メンテナンスの違いについて解説しますので、
不動産ご購入の判断材料にしてみてください!!



一戸建ての場合のメンテナンス


まずは一戸建ての不動産を所有する際に発生する
メンテナンスを見ていきましょう。



◎構造体
構造体は建物を支える骨組みにあたる部分です。
木造・鉄骨・RCなどの種類があります。
地震や台風、経年劣化によりダメージが蓄積されていきます。
シロアリの被害は木造に顕著に現れますが、
鉄骨やRCにおいても内部に木造部分があれば被害を受ける可能性があります。
構造体は定期点検を行い、必要に応じてメンテナンスをしましょう。
シロアリ対策は5~10年ごとに行う必要があり、
費用の目安は15~20万円/回です。



◎外壁
外壁のメンテナンスの目的は美観を保つだけではありません。
外壁のメンテナンスを行わないと
「ひび」や「めくれ」から雨水が侵入し、
構造体の劣化が進んで住宅の寿命を縮めてしまいます。



メンテナンスの頻度は外壁の塗料により異なり5~10年ほどです。
一般的な費用の相場は30坪の住宅で60万円前後とされています。



◎屋根
屋根のメンテナンス方法は主に塗装・カバー工法・葺き替えの3種類で
メンテナンス方法は屋根の劣化具合によって決定されます。
外見上、屋根が劣化していないように見えても
内部の防水シート(ルーフィング)が劣化している場合もあります。
そのため、定期的に屋根の調査を業者に依頼し確認しましょう。



◎水回り
給水、給湯管、排水管は使っているうちに
だんだん汚れやカスが溜まっていきます。
汚れやカスは悪臭や詰まりの原因となってしまいます。
普段から定期的に洗浄をしておくことが大切です。



悪臭や詰まりといった症状が表れている場合、すでに管内に雑菌が繁殖しており、
そのまま放置すれば腐食や劣化によって生活ができなくなってしまいます。
症状が出ている場合は高圧洗浄が必要です。
高圧洗浄の費用の相場は3万円ほどであり、
管の長さや場所によって金額は変化します。



◎室内
フローリングや建具もメンテナンスが必要です。
フローリングは日常的な拭き掃除、
定期的なワックスがけでメンテナンスしましょう。
フローリングの劣化や破損が激しい箇所は部分補修や張り替えが必要です。
建具は定期的に作業点検をして必要に応じて補修や部品交換をしましょう。



マンションの場合のメンテナンス


マンションの管理は住民同士で協力して行います。
マンションのメンテナンスは一戸建てと同じ部分が多いですが
廊下やエレベーターやエントランスといった共用部分の扱いが異なります。



◎共用部分の大規模修繕工事
一戸建てと大きく異なるのが大規模修繕工事の有無です。
大規模修繕とは、定期的にマンションの外壁や屋根、
水回りの修繕を行うことであり、一戸建てよりも大規模で
長期間かつ多額の費用が発生します。



管理組合が主体となって計画を立てて業者に依頼するのが一般的です。
大規模修繕はマンションの規模にもよりますが
計画から工事完了まで1~2年を要する場合もあります。
国土交通省のガイドラインでは12年ごとの大規模修繕が推奨されています。




◎共用部分のメンテナンスは業者任せ
共有部分は大規模修繕で改修するので
個人でメンテナンスする必要はありません。
大規模修繕は以下の流れで行います。



①検査・診断

②工事方法の決定

③着工という流れです。



一般的には検査・診断から着工まですべて
管理会社に任せる方法で行われます。
管理組合で決定した工事会社に依頼する方法や
コンサル会社に検査・診断と工事方法や見積もりを依頼して
工事会社に着工を発注する方法もあります。



◎専有部分区分者所有者が負担する可能性あり
専有部分とは、部屋の中です。
専有部分のメンテナンスは原因部分の場所やマンションの
管理規約によって誰がメンテナンス費用を負担するのか決まります。




フローリングの補修や水回りの高圧洗浄などは
自己負担の場合が多いです。
大規模修繕の際に専有部分のメンテナンスも同時に行うことで
効率よく一戸あたりの費用が抑えられることもあります。



少し紛らわしいですが、バルコニーや窓ガラス
玄関ドアは専用使用部分と呼ばれる共用部分です。
窓ガラスなどの破損があった場合
区分者所有の個人負担となってしまいますので注意しましょう!



一戸建ては「一括払い」マンションは「修繕積立金・管理費を利用する」

一戸建てとマンションの違いを費用の面から見ていきましょう。



一戸建ては修繕やメンテナンスが発生するたびに
一括払いで費用を支払う必要があります。
対して、マンションは毎月支払っている修繕積立金や
管理費を利用して修繕やメンテナンスを行います。



マンションの修繕積立金は大規模修繕に使われ、
管理費は共用部分の清掃や軽微な損傷の補修に充てられます。
多くのマンションで修繕積立金は段階増減型方式をとっており、
大規模修繕のたびに修繕積立金が増額する可能性もあります。
これは、マンションの経年劣化により修繕費が高くなるからです。


一戸建ても経年劣化の影響は避けられず、
修繕やメンテナンスの費用は年月の経過とともに
高くなっていくことを頭に入れておきましょう。



まとめ

今回は一戸建てとマンションのメンテナンスの
違いについて説明しました。



一戸建ては所有者が自己管理でメンテナンスを行い、
費用もメンテナンスが発生するたびに一括で支払う必要があります。



対してマンションは管理会社にメンテナンスを任せられることと
毎月支払う修繕積立金・管理費が
メンテナンス費用に充てられることが特徴です。
手間や大きな出費を抑えられるという意味では
マンションの方が楽だといえます。



しかし自分で納得のいくメンテナンスをしたいという方には
一戸建ての自己管理はメリットといえるかもしれません。
両者に共通しているのは、普段から自分でできる範囲のメンテナンスを怠らずに
不動産の劣化を遅らせることが大切だということです。



突然の修繕やメンテナンスに慌てなくて済むように
常日頃から備えておきましょう。





↓お問い合わせはこちらから↓
■TEL:048-764-8584(担当:三角)



弊社のInstagramも気まぐれで更新しております♪
株式会社YDK◆で検索してみてください
是非、フォロー&DMお待ちしております!!



もっとたくさんの物件情報をご覧になりたい方は
こちらも是非ご覧ください!!


前へ 「歳をとったら賃貸を借りられなくなる?」

記事一覧

「マンションの管理組合って何をしているの?」 次へ